第20回 地域交流ワークショップ
「地域の課題への挑戦」
[2024.05.22 更新]
INDEX: 開催報告 概要 プログラム
開催報告:
皆さまのご協力のおかげで、
産議連15組織30名に、 一般参加者を合わせて62名の方にご参加いただきました
(内、会場参加46名、オンライン参加16名)。
第一部(午前中)の最期に撮影した参加者の皆さん
概要:
ロボメカ研究者・技術者の相互交流の機会を生かして,情報交換や議論を行いたいと思います.
各地域には,産地技術や農林水産品,観光等の地域産業資源へのロボメカ支援研究事例をはじめ,
特徴ある産業集積から生まれた産学官連携や地域間連携による研究活動事例など, 地域ならではのロボメカ物語があります.
今回は,素晴らしい技術を有する地元の企業から研究・開発や地域連携・産学連携にまつわる物語を,
そして,地域課題に挑戦している全国の研究機関から,研究に関する苦労,苦心,工夫など泥臭いことも含めて,
成功,失敗にとらわれず発表していただき,フランクかつ有意義なワークショップにしたいと考えております.
- 共同主催:
- 日時:
- 2024年5月29日(水) 10:00-14:50
- 場所:
- ライトキューブ宇都宮 小会議室105・106
( 〒321-0969 栃木県宇都宮市宮みらい1−20)
(オンサイトとオンラインとのハイブリッド開催)
- 参加費用:
- 無料 (5月29日の本ワークショップのみ参加・聴講の場合)
※Robomech2024のテクニカルセッション(5/30−31)にも参加する方は、講演会の参加登録が必要。
- 申し込み先:【発表登録〆切】 2024年
5月10日(金) (【参加登録〆切】 2024年5月27日(月))
- 下記メールにてお申込みください。
メール申込宛先:M-chiiki2024-info-ml[at]aist.go.jp
件名は「第20回地域交流ワークショップ参加」としていただき、 本文に
お名前:
ご所属:
メールアドレス:
地域交流ワークショップ: 出席 / 欠席
参加形態:現地 / オンライン(Zoom)
話題提供: 有り / 無し
話題提供のタイトル:
話題提供の概要(200字程度):
発表時間の希望:
その他(連絡事項等):
※[at]を「@」に変えて電子メールでお送りください。オンライン接続先情報をお送りします。
- オンサイト参加の場合は、直接会場にお越しください。
プログラム案:(敬称は省略させていただいております)
第1部
『地域産業を支援するメカトロニクス』
司会進行:宮腰清一(国立研究開発法人 産業技術総合研究所/メカトロニクス分科会長)
- 10:00-10:05 開会挨拶
- 枝野龍之(栃木県産業技術センター/ワークショップ実行委員長)
- 10:10-10:25 話題提供1 [公開用資料]
- 「
人・ロボット協働による工場のスマート化支援」
根本大輝(福島県ハイテクプラザ)
福島県ハイテクプラザでは、県内企業のロボット導入支援として、独自のロボットテスト環境「ロボット・テストベッド」を構築し、県内
企業のロボットに関する課題解決に取り組んでおります。本事例では、人・ロボット協働による工場のスマート化支援として、令和3年度
から令和5年度に取り組みました、協働ロボットを用いた研究について紹介いたします。
- 10:25-10:45 話題提供2 [公開用資料]
-
「大阪技術研におけるROS2を用いた卓上生産システム構築の取り組み」
宮島健(大阪産業技術研究所)
中小製造業の自動化
を進めるためには、まず「小規模な自動化システムを内製する」ことがキーポイントです。このプロセスを効率的に進めるには、標準
化された開発基盤が必要となります。そこで大阪技術研究所では、オープンソースのROS(Robot
Operating System)及びその後継であるROS2を用いたシステムの研究開発と技術支援を行っています。本発表ではこれら
の取り組みの中で、デモとして開発した卓上自動化システムに関して紹介します。
- 10:45-11:05 話題提供3 [公開用資料]
-
「地域の企業と開発したばら積みピッキングロボットのご紹介」
新見浩司(鳥取県産業技術センター)
県内システムインテ
グレータ企業からの相談をきっかけに、視覚と触覚を組み合わせた独自のばら積みピッキングロボットを開発しました。本開発によっ
てシステムの低コスト化と汎用性の向上を達成することができました。今回はその開発過程と、構築したシステムの機能についてご紹
介させて頂きます。
- 11:05-11:25 話題提供4 [公開用資料]
-
「菓子製造小売業へのDX推進支援」
道野隆二(熊本県産業技術センター)
創業60年を迎える和菓子製造小売業にて、人不足の解消を目的に、ロボットとRPAの導入を支援しました。今回は相談から導入までの過程と現在も取り組んで
いる課題など公設試の視点から紹介いたします。
- 11:25-11:45 話題提供5
-
「RTK-GNSSを活用した林業用運搬重機フォワーダに関する自動運転システム開発の試み
」
保坂響(山梨県産業技術センター)
山梨県産業技術セン
ターでは、県森林総合研究所・県内企業と共同で、林業用運搬重機フォワーダに関する自動運転システムを開発しています。今回の話
題提供では、ドローン用制御システムを活用したフォワーダの遠隔運転の実現、及び、試作した小型クローラロボットによるRTK-GNSSを活用した自動運転実験の結果について発表します
- 11:45-12:00 全体質疑応答
- 各話題提供に対する質疑応答
12:00-13:00 昼休み
第2部 『
ロボティクス・メカトロニクス技術で支える元気な地元企業』
司会進行:枝野龍之(栃木県産業技術センター/ワークショップ実行委員長)
- 13:00-13:30 話題提供1
-
「探査型ロボットの要素技術を応用した省力化機器の開発」
向田和樹(オグラ金属株式会社)
- 13:30-14:00 話題提供2
-
「産業ロボットを用いた金属量産加工の省人化・無人化の取り組み」
野中啓太(株式会社野中工業所)
- 14:00-14:30 話題提供3
-
「草踏み(雑草成長抑制)ロボットの開発」
山口直信(フィールド開発株式会社)
- 14:30-14:40 総合討論
- 14:40-14:45 次回開催案内
- 高橋善行(山形県工業技術センター)
- 14:45-14:50 閉会挨拶
- 宮腰清一(国立研究開発法人 産業技術総合研究所/メカトロニクス分科会長)
実行委員会(案):( 敬称は省略させていただいております)
アドバイザリーボード:(ご所属は実行委員長当時のもの)
参考:
お問い合 わせ:
ワークショップ事務局: M-chiiki2024-info-ml[at]aist.go.jp
※[at]を「@」に変えてください。
[実行委員長]枝野龍之(栃木県産業技術センター)
[事務局]
坂本憲弘、柳田治美(栃木県産業技術センター)
渡部善幸、高橋義行、三井俊明、多田伸吾(山形県工業技術センター)
神村明哉、山本知生、宮腰清一(産業技術総合研究所)
神徳徹雄(株式会社 AIST Solutions)